あたしは、もう海斗のことしか考えない。 颯斗のことは忘れる。 あたしは、メアドを変えた。 この想いを吹っ切る為に。 もし、変えなかったら、颯斗はあたしのメアドを知ってる訳だから。 あたしには、今まで通り幸せな時間が戻ってきた。 もう、後戻りしない。 もう、振り返らない。 前へ、前へ。 ちょっとずつ。 あたしは進んでいく。