それから、あたしはちよっとずつ変わっていった。


笑顔もドンドン増えていった。



「陽奈って最近凄く楽しそうだね。陽奈が生まれ変わったみたい…」



桜も驚いていた。



「うん♪颯斗といられたら、それで幸せ」



今のあたしには…。



「今日も迎えに行くの??」


「うん。勿論!!」


「じゃあ一緒に行こうよ☆」


「いいよ〜」



あたしと陽奈は、毎日隼人たちの学校に寄った。



「颯斗〜」



あたしは真っ先に颯斗に飛びつく。



「おう。どっか行くか??」


「うん!!」



あたしと颯斗は、こうやって放課後に毎日会う。



「何処行く??」


「うーん…」


「ゲーセンは??」


「いいよ〜」



あたしは、颯斗の自転車の荷台にまたがった。