無理無理無理無理。


ギブギブギブギブ。



「陽奈ってジェットコースター好きなんだろ??おもしろかったから、もう1回乗ろうぜ」



はぁ!?


マジ!?



もう…懲り懲りだ。



こんなのもう1回乗ったら、多分魂抜けて死んでしまう…。



「あ…えっと…ちょっと酔っちゃったから…っていない!?」



あたしは、颯斗を探す。


いつの間にか消えてる。



やだ…。


あたし、迷子になっちゃった!?



「陽奈〜!!こっち」



颯斗が手招きしている。



って…もう並んでるし。


勘弁して〜。



この後、あたしは3回乗せられた。



勿論、放心状態のあたし。


ってか、意識ないと思う。



もう、一生乗りたくない…。



そう思ったくらいだった。