〈実話〉いつの日か…

『大丈夫か?まだ寝てた方がいいんじゃねぇの?無理すんな。』

私は看護婦に帰る事を告げて、お金を払って病院を出た

生まれたてのシカみたいにフラフラしなが車まで歩いた。


家に着くまで、私は一言も話をしなかった。


泣くのを我慢して

気がつかれないように


今は一人になりたい…


家に着くとカツは私におかゆを作ってくれた。


手術するから何も食べてなかったから。


少しだけ優しさを感じた…


作ってくれたおかゆも食べずに布団に横になった。


『なんかあったら連絡してこいよ!また明日来るから。自分を責めんなよ…』


それだけ言って帰ったカツ


一人になると考える


私のこれまでの人生

行動…

自分のせいで小さな命が消えてしまった…