『その様子だと何か言ってたんだね(笑)まぁ何言われようといいけどね。』

『なんか男が出来て逃げられたとか色々』

『ハハッやっぱね(笑)カツらしいわ!』

『なんで離婚したかは知らんけど、周りにそんな事ばっか言いまくってるらしいよ。噂で何回か聞いたし。』

『好きに言えばいい。だって離婚の理由違うもん。誰にどう思われても真実は違うし…ウチだけが知ってればいいし。』


『何があったん?』

私はマヤに隠していた子供の事に暴力・借金の事を話した。


『わかるわ!カツっぽいわ。昔から気が短いし借金もあったもんね』


『ウチ慰謝料まで払ってるし(笑)』


『マジで!?一言も言ってなかったし。つけるとかありえんし!』


『結果ウチが悪いし…自分でもわかるしね。』


『大丈夫?なんかあったら連絡して。』


『連絡出来ん。カツとの繋がりは離婚した時に消すって決めたから』


『黙っとくから大丈夫だって。』


今更、信じれる訳がない。

何度裏切られたことか


『けど無理だわ。今も見つからないように生活してるし(笑)また体調崩すと生活出来んくなるし。』


『そっかぁ…大変だったね。頑張って!』


『うん。ありがと。』


マヤの側には小さな子供がいた。

『マヤの子?』

『うん。ウチの子(笑)可愛くない?』

『可愛い。羨ましいわ』


『18ん時に出来て生んだ。カツと一緒に体育祭に来てたじゃん?アイツの子(笑)結婚したけど離婚しそうだし!』


『なんか似てると思った。お互い大変だね!子供が励みになるじゃん(笑)マヤも頑張ってね(笑)』


『愛弓もね。またいつか会えたらいいね。てか会いそう(笑)』


20、30分ぐらい話した後、別れた。