〈実話〉いつの日か…

例えば私の子宮がなくなっても仕方ない。


罪を犯してんだから…


私にはアイカにシンって子がいる。


私はなるべく考えないようにしながら薬を飲み一週間を過ごした。


出血はまだ続いたまま


変わらない。


病院に行くと、また一時間待ち。


ドキドキする。


診察室に入ってイスに座る


『どうですか?止まりましたか?』


『変わらず出血してます。』


『もう一度見てみましょう。隣にどうぞ。』


『大きさは、あまり変わってないですね。』


『小さいくはなってますが普通の大きさではないです。』


治るはずの出血も治らず落ち込みながら、またイスに座る。


『違う薬にしましょう今回のは副作用が出ると思います。』


『はぁ…』


『簡単に言ったらツワリみたいな感じですね。吐気があったり。』


『わかりました。』


『これで治まると思いますからね。あと検査結果は問題なかったですよ。』


問題ナシ…よかった。

すごい安心した私


『考え込まずに、しっかり食べて笑って下さい。笑うって事は大事ですよ!』


笑いながら『はい』と答えた。


『そぉ!笑うと晴れやかな気持ちになりますから。じゃあ、また一週間後に来て下さい。』


私は先生の言葉の意味がなんとなく分かる。


たしかに笑うって大事だよね。


一気にスゥーと何かが消えた気がした。


私は薬を貰い、そのまま仕事に出た。