〈実話〉いつの日か…

コウキがキスをしてくる。


『やっぱ無理。出来ねぇ』


『初めてキスしといて?』


コウキがまたキスをしてくる。

『ドキドキなんですけど』


見たことがないぐらいに照れてる。


『本当にいいんか?』


『いいよ…』


何度もキスして出来んって言ってを繰り返した後コウキは決心したみたいに


『約束と違うけど、大事にしたいのはマジだから。』


『…うん。』


お互い初体験みたいに緊張しなが一つになった。


体験した事がないぐらい優しく抱かれた。


なんども『好きだよ』『愛してる』って言われた。


『ごめん…』


『何が?』

『やっちゃったから』

『ウチがしてほしかったからいい。』

『順番間違えたけど、俺と付き合って下さい』


照れてながらコウキが告ってきた。


『はい。』

私の返事はそれだけ。

もう決まってる。


これで本当にカップルになった。


気がつけば今日の恐怖も嬉しさ&幸せで忘れてた。


その日コウキはずっと私を抱きしめながら寝た