〈実話〉いつの日か…

全てが同じか分からない。


違うかもしれない。


前の事があった私はカツだと思い込んでいた。


怖い…なんで…?


横を通り過ぎる。


ホイルが違う気もする。


『大丈夫か?もう通り過ぎたから。』


『ありがとう…』


『マジで前のか?』


『たぶん…わかんないけど。』


『俺が居るし大丈夫だって!』


私を安心させようと笑って言ってくれた。


短めに済ませた外食


まだドキドキしてる。


私は違う車だって自分に言い聞かせた。


家に帰っても元気を出させようとするコウキ


いつの間にかコウキって呼んでる。


布団に入ってからも自分からコウキに抱きつく


『珍しいなぁ(笑)』


『うるさい。』


私は気がついたら 『コウキ…やろ?』って言ってた。


なんで言ったのか自分でも分からない…


『出来んよ。前にも言ったろ?』


離婚してから六ヶ月は結婚出来ない。

それまで手を出さない

もし何かあったらヤバイからって。

大事にしたいからって言ってた。


『覚えてるよ…でもしてほしいから。』


『無理だって…』


『こんなに言ってんだから耻かかせんでよ』


『…。』


不安・恐怖…


そんな思いを消してほしい。


『わかった。』


私はコウキと一つになる事を望んでる…


好きだから…