〈実話〉いつの日か…

『やべぇ。ドキドキしまくり!』


『みたいだね。聞こえてる』


『うるせぇ。』


照れくさそうに言ったジャンボ


ちょっと可愛いって思った。


腕枕なんて、ほとんど経験ない。


すごい落ち着く…


今までにないぐらいに近いジャンボとの距離


普段ならありえない状況


こうしてるのが当たり前な感じがする。


すごい安心出来る…


『寝ていいよ。愛弓の寝顔見たら俺も寝るし(笑)』


『そんな事言われたら寝れんし。』


私は背を向けると


『ウソだって(笑)』って言いながら抱きついてきた。


私は抵抗もしなかった


『マジで好き』


耳の近くでそっと言う


『愛弓はどお?』


『…好きだよ。』


抱きしめてる腕に力が入ってくる。


『マジ嬉しい!』


照れて何も言えない。


こんな短期間で人を好きになるなんて…


また人を好きになるなんて想像してなかったし…


やっぱジャンボは今までの男と違う。


いっつも私を考えてくれてる。


一言一言が優しくて私への思いが伝わる。


言葉にも行動にも表れてるし…


もし何年か先に結婚したとしても、うまくやっていけそう。


そんだけ似てるし考え方が同じ。