〈実話〉いつの日か…

お湯につかりながら、さっきのジャンボの姿を思い出した。


見たことない格好でドキッとした。


髪を拭いてる姿が格好よかった…


変に緊張してくる。


部屋に二人ってだけでもドキドキするのに。


布団が一組しかない。


『俺が泊まりに来るからダブルでいいじゃん』


『シングル2つでいいじゃん。』


『ダブルでいいの!』


二人で買いに行った時にダブルに決まった。


同じ布団で寝る…


私のドキドキは早くなる一方だった。


『スッキリしたぁ。』


『けっこー動いたもんな。』


しばらく話した。


『そろそろ寝る?』


『そぉだね…』


隣の部屋に行くとドキドキがハンパない…


ちょっと距離を空けて横になる私


『そんなに離れんでもいいじゃん。俺と寝るの嫌?』


『嫌じゃないよ。こんなの久しぶりだし。緊張する。』


カツとの生活ではシングル2つで寝てた。


今回もベットじゃないけど。


『ふーん。はいっ!』


腕を伸ばしてきた。


『なっ何??』


『腕枕(笑)』


『いいって。』


『早くおいで。』


優しい言葉で言われ、つい行ってしまう私


すごい速さでバクバク言ってるジャンボの心臓


ジャンボも同じか…