「嫌っ!」 急に手を振り払われたことに紗英は驚いているようだった。 「保健室は嫌…。」 「湊ちゃんが来るから…?」 紗英の言葉に私は頷いた。 「…そうだよ。 修学旅行からずっとメールも電話もないの…。 私はもう先生に嫌われたんだよ。 先生には…心配かけたくない。 これ以上嫌われたくないよ!」 私の目からまた涙が溢れてきた。