「亜美!紗英! いまから雅紀くんたちの部屋行かない?」 部屋でくつろいでいた私たちのところへ、美香と茉莉花が来て聞いた。 「えーっ!私たちはいいから2人で行ってきなよ!」 私は2人にそう言った。 先生という彼氏がいるのに、友達の付き合いとはいえ、やはり嬉しい気はしないだろう。 それに先生からもしかしたらメールがくるかもしれない…