「それでは解散!」 長いガイドさんの説明が終わり、ようやく自由時間になった。 「どこから行く?」 私の隣にいた光汰が言った。 「あっ!私お土産みたい!」 「私も!」 「じゃあ行くか!」 私たちは近くにあったショップに入ることにした。 ちゃんと美香も茉莉花も雅紀と雅人の隣をキープしていた。