次の日。 あたしは落ち込んだまま 学校にきた。 『おはよ。美香』 『おはよ・・・』 顔が見れない… あたしちゃんと笑えてるかなぁ祐二?? 『美香。ちょっと話あるんだけどいい?』 『いいけど、図書館いく??』 『いく。』 そう言った祐二はあたしの腕を つかんだ。 祐二の手は熱くて どこか震えているようだった。