―今日から通常授業が始まる。

でも今日は4時間授業で終了。




・・あたしは、由夜とみっちー
どっちを応援すればいいんだろう。

どっちかを応援すれば
どっちかを裏切る事になる。

あたしは・・そんな事できない・・




―あたしが気づけば、もう
1時間目の終わる頃だった。

そんなに考えてたっけ・・



急いで黒板に書いてある事を
ノートに書いていった。


・・でも、全然前に書いたことだったから、
先生は黒板の単語を全部消し、
新しい事を書き始めた。


あ゛ぁ~~~~!!!



でもあたしは、中学の時から
あまり真面目じゃなかったから
ノートをとらなくていいや、
と思い
窓の方を見ていた。



バサッ


あたしが机を見ると、

誰かのノートがあたしのノートに

重ねてある。


上のノートを取って裏を見ると、

{三島裕輝}

と書いてあった。