由夜と別れて、教室へ向かう。

その途中に、誰かに肩を叩かれた。


振り向くとすこしだけ息を切らしてる、

・・裕輝がいた。



「どうしたの?」

あたしが聞くと裕輝が答えた。


「昨日、メールの返事しなくてごめん!!
 俺、あの後何か寝ちゃってて・・
 8時ごろ起きたんだけどちょっと用があって
 返事する暇なかった・・
 本当、ごめんな!!!」


「ううん。平気っ。教室行こ?」




あたしの不安は、消えていった。


でも、一番気になってる事が

聞けなかった。



{彼女いるの??}




口で言うのは・・どうだろう。

でも、恥ずかしいよね。


だから、いつか、聞いてみよう。

また、メールで。