みや達に「ばいばい」と言って
帰ろうとしたら、由夜が5組の前に来ていた。
「由夜~~~(´∀`)」
「帰ろっ♪」
1年の下駄箱はみんな同じトコロにある。
あたしと由夜はちょっと離れた場所にあるけど
喋れる範囲。
あたしが上履きを脱いで、
下駄箱にしまおうとした時。
ある知らない男子が大声で
「由夜ちゃ~んっ!バイバイ♪」
と言った。
この男子が由夜に気があるのがすぐわかった。
すると由夜は
「ばいばーいっ上野くん♪」
と可愛らしくいった。
あたしはちょっと気にしながらも
いつもの事だ、と思いながら
靴を履こうとしてた。
その帰り。
あたしが由夜に
「さっきの男子だれ?」
と聞くと由夜が
「同じクラスの上野って奴。
あいつしっつけーんだよ。
まじきもい~」
と、さっきとは別人のように話し始めた。
これが、由夜の本性・・
