『おうじゃあな結衣! 気を付けて帰れよ!』 『おう!』 結衣は二人に背をむけ帰っていった。 二人は結衣の背中を見ながら話し始めた。 『悟、結衣はどっちを選ぶと思う?』 『んーわかんね。 もしかしたら両方選ばないかもしれないぜ?』 『まぁ俺は、 結衣が海を選んでも、 陸を選んでも、 今みたいにいつまでも遊べればそれでいい!』 『あの二人はわかりやすいからなー 結衣が好きだってすぐわかる』