厨房に入り、辺りを見渡す。 すると海は、旅館の作業着をきてせっせと皿を洗っていた。 私は海のもとへかけよる。 『海!なんでここで皿洗ってんの!』 海は私の顔を見る。 すると一瞬驚いた顔をした。 『あ、後で話す! 後少しで終わるから待って』 『手伝おうか?』 『大丈夫!』 海はたくさんあった食器をせっせと洗い、しばらくすると全て綺麗になった。 『高橋さーん!全部洗い終わりましたー!』 『よーしご苦労!! もう帰っていいぞ! まじ助かったわ!ありがとう!』