『佐々木……結衣……』 私は呆然とした。 『俺、そいつのこと、前から好きで……』 私は陸が話しているのにもかかわらず、 ベンチから立ち、 その場から逃げてしまった。 『ちょっどうしたんですか智美さん!!』 今まで避けてたのは私のこと好きって思われるのが恥ずかしいから!? はぁ!? どういうことだよ!! 私は走った。 がむしゃらに走った。 走らないとこの モヤモヤした気持ちが、 消えなかったから……