部屋に上がると陵弥が直ぐ私を抱きしめた。
陵弥に触れられた嬉しさと、またアメリカに戻ってしまう淋しさとが入り交じって、何も考えられなかった。
やっと会えたのに……
また離れなきゃならないなんて……
私はすがる様に陵弥に身体を預けた。
そのまま、なだれ込む様にベッドに倒され…私は陵弥に身を委ねた。
陵弥の熱い唇。
私の素肌に優しく触れる陵弥の手……
甘く漏れる吐息。
陵弥の温もりを身体に刻んだ。
「陵弥……愛してるよ…」
そう囁くと私の瞳は涙が滲んだ。
その涙をそっと拭いてくれ様とした陵弥の手を握り…
私は口元に運びキスをした。
「凜花……愛してるよ…」
耳元で陵弥が囁いた。
私達は数ヶ月振りに1つになって…そのまま果てた。
それでも……
陵弥に抱かれながらも、ずっと消せなかった…
陵弥がまた…いなくなる…
覚悟して、ちゃんと進路も決めて…
だけど……やっぱり……
……ショックだった。
どんなに陵弥に抱かれても埋まらない淋しさが私を覆っていた……

