私達は今日卒業した。
涙ぐむ先生の最後の挨拶を聞いて、3年間過ごした教室に別れを告げた。
下駄箱で陵弥を待ってると。
「うっわぁー!!」
「凜花ちゃんが卒業しちゃうの淋しいよぉー」
幸樹君が半泣きで抱きついて来た。
「ちょっと先輩!!凜花さんから離れて下さいよ!!」
って、陸斗君まで…
本当にこの2人って最後まで……
「コラァッ!!お前ら凜花に勝手に触んなッ!!」
う"……やっぱり…こうなるんだ……
陵弥が現れ、ギャーギャーと……
沙織や卓君まで、この様子を楽しんじゃって……
……勝手にやってれば…
…はぁーー…
「…っ…いい加減にしなッ!!」
3人は一斉にに動きが止まり…
「幸樹君!!、陸斗君!!……
……ありがとう…」
そう言うと2人は照れた様に笑ってた。
本当にありがとう。
「凜花……俺には?」
そう言う陵弥の目の前に、ニッコリ笑って手を差し出した。
すると陵弥は、口元を緩ませ差し出した私の手に指を絡めギュッと握った。

