「ここに来れば、凜花がいる様な気がしたんだ」
本当にそうなんだ。
凜花が中庭で待ってる…
そう思えたんだ。
「陵弥…私も…ここに来なきゃいけない気がして…」
そう…言った凜花が堪らなく愛しくて……
凜花に触れたかった…
そっと凜花の頬に触れ見つめた。
髪が長くなった凜花…
大人ぽくなった凜花…
「…綺麗に…なったな…」
そう言って顔を近付けると、凜花が目を閉じた。
ゆっくり重なる唇……
「あー…久々で…凜花に触りてぇなぁ…」
真っ赤になった凜花が。
「ばっ馬鹿!!…何言ってんのよ!!」
「ばーか…冗談だろ!冗談…」
本当は冗談なんかじゃねぇーよ!!
何ヵ月、我慢してると思ってんだよ……
俺だって…一応、健全な男な訳だし……
あーあ…凜花に触りてぇ…
「陵弥……それ…」
あーー、凜花からのプレゼントの時計とブレス…
「お前さぁ…どんだけ俺の腕、繋ぐつもりだよ」
……まあ…凜花とならどこまでも繋がれていてもいいかな…
いや……俺の方が、繋がれていたいのかも知れないな…

