本当に夢じゃないんだよね…
約束通り、卒業式に帰って来た陵弥。
「何で…連絡くれなかったの…?」
「…お前が、電話もメールもすんなって言ったんだろ!!」
って……そうだけど…
帰って来る時くらい連絡しても良くない…つうか、普通はするよ!!
「ここに来れば、凜花がいる様な気がしたんだ」
…陵弥も……
「陵弥…私も…ここに来なきゃいけない気がして…」
そう言うと、陵弥が私の頬に触れ…
優しい目をする。
「凜花…髪…伸びたな…」
だって…陵弥が綺麗な髪だって言ってくれたから…ずっと伸ばしてたんだよ…
「…綺麗に…なったな…」
陵弥の顔が近付いて…
私は目を閉じた。
そして重なる唇……
唇を離した陵弥が。
「あー…久々で…凜花に触りてぇなぁ…」
そう耳元で言った。
真っ赤になる私。
「ばっ馬鹿!!…何言ってんのよ!!」
「ばーか…冗談だろ!冗談…」
そう言うと私の頭をくしゃっとする。
……もうっ…陵弥が言うと冗談に聞こえない!!
あっ…!…
……それ……

