そして迎えた陵弥との1年の記念日。
2人きりで陵弥の部屋で過ごした。
「陵弥…今日泊まるって言って来た…」
ママとパパに陵弥のアメリカ行きを話したら、あっさり許可が出た。
お風呂を出ると、陵弥が。
「凜花…おいで…」
そう言って自分の前に座らせる。
そして私の濡れた髪にドライヤーを当て乾かし始める。
ドキドキする…
「凜花の髪…長くなったな…」
そう言って指を通す…
前にもこうやって陵弥に乾かしてもらったよね……
初めての時はコーヒー被って…
その後はクリスマスだった……
クリスマスに初めて泊まった時、陵弥は私に言ったんだよ……
『いつか一緒に暮らしたい…何年か先、ちゃんと大人になったら絶対言うから待ってて』
陵弥…覚えてる…?…
だから…離れていても私は陵弥が好きでいられるよ…
こんな事を考えていたら、いつの間にか涙が頬を伝ってた。
ふわっと包み込まれる温もり……
陵弥が抱きしめてた。
「凜花…泣いてるのか…」

