明日は陵弥の誕生日だから近くのスーパーにお買い物。
いつもなら陵弥も一緒なんだけど、パソコンと睨めっこしてたから…… 邪魔しちゃ駄目でしょ。
「ただいま………!…」
玄関を開けると見慣れな女物の靴。
……お客さん?……
「陵弥、誰かきて………」
…えっ………
ドサッ
ゴロン…ゴロゴロン……
買い物袋が落ち、袋の中のリンゴが床を鈍い音を立て転がった。
…陵弥が……
陵弥が金髪美人とキス?
正確にはキスされていた…だけど。
私に気付いた金髪美人が。
「Who is it ? Is it this woman ? Do not disturb !」
(誰?この女?邪魔しないで!)
ムッ!!
「Who are you ?
I live whith Ryoya!」
(あんたこそ誰?私は陵弥と一緒に住んでんのよ!)
と、言ってやったら陵弥が。
「エミリー、凜花は英語
話せるから、英語で何言っても無駄だよ」
エミリー…?
私を上から下まで睨む様に見て、この人、陵弥が……
好きなんじゃ……
「あら、つまんない。苛めがいないのね」
は?…日本語ペラペラ…
「私はアメリカで陵弥の恋人だったのよ」
はあ?
えっ?
……こ…い…び…と…?…
「馬鹿!何言ってんだ、凜花違うから!!
エミリーは取引先の社長の娘で、資料届けに来ただけだから」

