*制服のボタン*a solemn promise*



「凜花、風邪治ったの?」

朝っぱらから元気な沙織。

「うん…陵弥に移したから…」


「あらー仲良いこと…ぷっ…」


…ぷっ…って、沙織が笑い出す。


「どーせ、陵弥に風邪ひかされる様な事して、陵弥がそんなあんたに無理やり…うふふ……」


ちょっと、沙織!!


……その通りだから反論出来ないけど……。


ゲラゲラ笑い出す沙織。

「んもうっ!!沙織、笑い過ぎだからっ!!」



陵弥が帰国して2週間。

私の方が離れたくない気持ちが強いみたい……

陵弥にベッタリなのは私の方なんだもん。



パソコンに向かってお仕事してる時は全然構ってもらえないけど……



明日は陵弥の誕生日。


バイトはお休みもらったし
風邪も治ったから、陵弥の為に美味しいもの作って2人でお祝いするんだ。



陵弥が傍にいてくれる事が何よりも幸せ。



今まで淋しかった分、たっぷり甘えてやるんだから。



誰にも邪魔されない2人の時間。





………の、はずだった。


この時までは………