陵弥が帰って来て嬉しい……
だけど…不安で……
また置いて行かれたらどうしよう……そう思うだけで切なくて。
陵弥がいない時より切ないのはどうして……
陵弥に触れていないと消えちゃいそうで…怖い…
そう思うだけで切なくて…不安で……堪らなかった。
「もう、1人にしないから…傍にいるって言ったろ…」
陵弥が抱きしめてくれた腕をギュッっと掴むと。
「…もう…置いて行かないで……」
もう1人は嫌……
置いて行かれるのは…嫌。
陵弥が帰って来たのに悲しくて。
ポロポロと涙がこぼれ落ち。
そんな私に陵弥は優しいキスをくれた。
「風呂、一緒に入る?」
私は小さく頷いて、陵弥に抱きしめられたまま一緒に湯船に浸かった。
久しぶりに陵弥が髪を乾かしてくれて。
優しく抱き上げられ…そのままベッドに運ばれる。
堪らなく切なくて、胸が痛かったのに。
陵弥に触れられ…甘い時に溶けて私は満たされ。
陵弥の手に指を絡め、大好きな陵弥に抱きしめられ眠りに就いた。

