「だけどね……
それでも返せなかったんだよそのボタン。
多分、2人の出会いってさ、偶然なんかじゃなくて運命だったんじゃないかって…私は思うんだ」
運命…?…
「その後、元に戻った2人がそのボタンの裏に名前を刻んで、お互い交換してつけたんだよ」
私の卒業した学校じゃカップルが真似してみんなやってるよ……
そう言って沙織ちゃんが笑った。
「ずっと2人は離れないんだろうな…
そう思ってたのに、陵弥が凜花と付き合って1年って時にアメリカに行かなきゃならなくなって…
『待ちたい』
凜花がそう言ったんだよ」
「今、凜花がしてる指輪ね…あのボタンが入ってる箱のなんだよ。
a token love
そう刻まれてるんだよ。
陵弥がアメリカに行く前に渡したんだ」
『固い約束』『愛の印』
「あっ…これ見てよ」
そう言って見せられた小さな箱の中。
メッセージカード…?
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To belovd Rinka
I promise love of the eternity to Mery Chistmas
from Ryoya
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そう書かれたカードと
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Merry Christmas
I have not forgotten you I love it
To Ryoya
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すると沙織ちゃんが。
「この2人…どんなに離れていてもお互い求め合って、惹かれ合って…愛し合ってるんだよ…」
愛し合ってる……

