「ふうん…凜花ちゃんの迎えね…意外だったな…」
って、コイツ俺にケンカ売ってます?
ムッとした俺と、突っ掛かってくる原田。
「俺…諦めるつもりもないんで…」
はぁーーあり得ねぇ…
「原田ぁ…陵弥には勝ち目ないから諦めた方が利口だぜ…この2人は一緒に住んでるんだから」
って、ナイスフォロー卓!!
一瞬、暗くなる原田の顔。
「凜花ちゃん…マジ?」
「あ、うん…私達、高校の時から付き合ってるから…」
ニッコリ笑って凜花が言う。
よーし!! 良く言えました凜花。
と、思ったのも束の間……
原田の野郎…また俺を睨むと。
「一緒に住んでるとか関係ないっしょ…俺、諦め悪いから」
は、はあぁーー…
ニヤリと笑う原田。
困り顔の凜花…
目が笑ってる卓と沙織ちゃん……
そして…本気でキレそうな俺。
あー付き合ってらんねぇ…
「凜花!行くぞ」
そう言って凜花の手を握り、その場を後にした。
凜花は振り返り…
「じゃ明日ねー」
なんて……呑気なヤツ…
俺の気も知らねぇで…
お前…本当に自覚ねぇな。

