好きじゃねぇのに… 好きじゃねぇけど… でも本当は少しだけ好きだ… いや、ただの強がり ただのわがまま。 でも俺は未都ともう居られない。 だって俺はー… 「かっちゃんっー…」 そんなことを考えて靴をはいていた中覚えのある声に振り向いた。