私はそのまま
かっちゃんに抱かれた。

唇を重ねることなく、
体を重ねた。

私、分かってた。
それでもかっちゃんは
私のことを好きじゃないことを。

でも、
体が
それでもいい。

って言ってたんだ。

それでも
かっちゃんが好きって言ってたんだ。