ガリガリガリガリ!!
あたしの肩がブロック壁に削られて血がでた。
『痛いのぉ!!なんやねん!近づいてくんなや!!痛いやろが!!』
『ご、ごめん!かのんちゃんごめん!』
『てゆか・・・これハイ』
あたしは別れ話を書いた手紙を渡した。
『これ・・・・・・・・
読んだらダークな気分になるのかなぁ』
はぁ!?普通、ブルーな気分やろ!なんやねんダークって!ホンマどこまでキモいん!
『さぁ!?ダークだかブルーだか・・・・・』
『これ・・・・・・・俺やと思って持ってて』
渡されたのは豊が毎日手首につけてた、透き通った青色の・・・・・おそらく百均の数珠。
はぃ???
誰がそんな、怨念込もってそうなん持ってなあかんねん!!
『・・・・・・・・・そんな大事そうなんいらんわ』
ぉぉおおお!我ながら上手く断れたやん!
『じゃああたし予定あるから帰るわ!』
家に辿り着いた。
別れれたぁ♪
さて、次の恋でもするか♪
サイフと鏡、学生カバンに移し変えよっと。
ポロン・・・・・・

