オセロ2人と出会ってからの私と雅子は毎日同じ時間の同じ車両に乗り込んだ。


ある日の帰り、電車の椅子に座ってるとオセロ2人が近づいてきた。




『いつも一緒の電車やし、いつも2人一緒やなぁ』




色白が話しかけてきて雅子テンションアゲ×2。





『なぁ、てゆかぁ、前私と同じ駅で降りてたけどどこの中学?』






中学は違ったみたい。




地元話に盛り上がる2人の話に私は入れず私は寝たふりをした。




電車での出会いってホンマにあるんやなぁ...




『はぁ!?てゆか〜地元話とかぁ、超ウザイんですけど』





いきなりオセロの黒が関東弁で話だし、寝てる私の手を引っ張って別の椅子に導かれた。





『仲良くそっちで地元話してなよ。』






雅子の邪魔するはわけにはいかないし...オセロの黒と話す事にした。





『てゆかさぁ、超かわいいよね。』
『てゆかさぁ〜・・・』


『てゆかさぁ・・・・』


『・・・でさぁ、てゆかさぁ〜』




てゆかさぁ〜
うるさい!(--;)






なんか疲れた私はさっさと自分の駅で降りた。