「…それにしても…海二くんは慎二の小さい時にそっくり!! それが、慎二の子供だっていう何よりの証拠ね 瑞穂ちゃん!一人で大変だったでしょ?」 海二は大人しくしている。 頭をナデナデしたら笑顔になった。 「いえ!大好きな人との子供ですから」 「ありがとう…慎二のことそんなふうに言ってくれて…」 「瑞穂…」 慎二は私と海二をしっかり見つめ、何かを決意しているように見えた。