「自殺しようとしたのは俺の言葉が原因やろ?それに前カノと楽しげに話してたら嫌やんな…。」


「英咲士君…英咲士君のせいじゃ無いよ…?」


私は泣きながら否定したけど…英咲士君は自分のせいだと言って自分を責めてたんだ…。



「真苺…ごめんな急に抱き締めたりして…何か体が勝手に…って言い訳やんな」

「大丈夫だよ!!久しぶりの感覚で…」


私が笑ったら英咲士君は切なそうな顔して私の頭を自分の方に引き寄せて私の頭を英咲士君の胸に頭を預ける。



英咲士君の体が少し震えてる…?


「英咲士く…」


「何も言わんといて…。」


英咲士君声まで震えてる…英咲士君泣いてるの?


「真苺頼むから自殺なんかせんといてや…。記憶には真苺が彼女やって思い出は無いけど…嫌やねん…。心が痛なるねん…。」



英咲士君?


「真苺が死ぬのも嫌やし…真苺の隣に知らん男が居っても嫌や…。」


嫉妬してる?


「俺真苺の事好きなんかも知れんな…。」


「えぇっ?!」


「記憶喪失した俺でも真苺は彼氏にしてくれる?」


そんなの決まってるよ…。





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