・記憶―流星の刻印―



記憶シリーズ第5弾

単品読み可。
新章の2つ目のお話。


主人公は、揚羽。

黄昏を読んでから入って頂くと、「ん?」と何か感じます。


新たな舞台は、
広大な山に大地を隔てられた国「四彩華」。

北は氷上、南は砂丘。


東の草原の民である揚羽は、故郷の村で拾い物をします。

それは草原では珍しい、
白い子虎。

虎は西の渓谷の大地だけに生息する獣。
自由に憧れていた揚羽はこの子を帰す為に、故郷を出て旅に出ます。

そこから物語は始まります。


東西南北、
龍神・朱雀…などの四獣。

あら?何だか中華風?
ちょっと今回は毛色が違いますね。


しかしながら、
しっかり記憶シリーズ。

プロローグは、
この星が生まれた創世記から。
5つの流星が大地を作ったお話から始まります。

キーワードは、

星の記憶の断片が刻まれた、
遥か北の石碑…

魂に刻まれた、
遥か昔の流星の刻印…

星を渡る術…


さてさて、
第5弾『―流星の刻印―』

これまでにない長編になりそうな予感です。