PRIDE<短編>




「それにさぁ…」

と彼が続ける。


「誰かをスキになるのに、理由なんかいらねぇんだぞ?」



そして


「お前がもし、前科持ちで脱獄中の身でも、俺はお前を好きになったんじゃないかなぁ」




『そうだね、アタシもアナタが絶世のブサイクでも、スキになったかもしれない。』



そう言ってまた二人で笑う。