その日、 残りの客を全部さばき終えた頃には 時計の針が4時をまわっていた。 いつもなら、友達とこのまま ご飯やホストクラブに行く流れなんだけど 今日のアタシは 妙な疲労感と少し飲み過ぎたせいもあって 珍しく、どこへも寄らずに帰った。