『俺に用なんて珍しいね?』 屋上のドアを開けると、綺麗な空と控えめな太陽の光が目に入った。 今日も私に問いかける口調は穏やかだ。 『ごめんね?いきなり呼び出しちゃって…しかもサボらせちゃって、』 『大丈夫、サボり提案俺だし。樺乃ちゃんこそ平気?』 四時間の予鈴が鳴る。 それも気にせずフェンスに寄りかかる彼とフェンスに近づく私。 『でも、バレたら3日位口聞いてもらえないかもだから内緒ね?』 『内緒?』 いたずらに笑う香汰くんは私が首を傾げると、『うん』と答えて唇の前に人差し指をたてて、