“私、きっと心配する…。
いつかまた柚杞を疑う”
そう言った私に柚杞は
“…俺と戻んのは嫌じゃない?”
“へ?”
“いま好きっつったの本気?”
戸惑う私に重ねて質問をしてくる柚杞は柚杞じゃないみたいで、だけど今言ったことは嘘じゃないから『本気だよ』と答えたら、柚杞は嬉しそうに笑った。
“樺乃、だったら…ー”
『ちょっと樺乃!早くしなきゃ売り切れる!!』
教室の入口から麗が私を急かす。
食券あるから大丈夫でしょ?とは思ったけどお弁当を持って麗のとこに駆けてく。
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