私の問い掛けに絋未さんがピタリと止まる。
目が合うと絋未さんは穏やかな目を哀しそうに揺らした。
『なんで?だって2人の問題じゃない。私が口出せる事じゃないし…ただ私は私として樺乃ちゃんが好きだから、ご飯くらい一緒に食べたいんだけど、』
『……』
『ダメなの?』
半べそ状態で首を横に降った私を軽く笑って『美味しいもの食べようか』って言ってくれる絋未さん。
いっそのこと、怒ってもらえた方が楽だったかもしれない。
嫌われた方が良かったのかもしれない。
絋未さんに手を引かれながら駅前を歩く私は、ただ申し訳なさでいっぱいだった。

