『昨日?普通にバイトだったけど?』 次の日。学校で会った時、昨日何してた?と聞く私に柚杞は顔色1つ変えずにそう答えた。 私に話してくる訳ないと分かってても、やっぱりどんどん気持ちが冷えていく。 柚杞を純粋に好きだと思えなくなっていく。 でもきっと、 『…あ!そうだった、昨日水曜だもんね!忘れてた』 柚杞の嘘を見てみぬフリする私も同じくらいずるい。 昨日、私が泣き止むまで抱き締めていた五十嵐君は柚杞の秘密のことを話してくれた。