柚杞を信じていたくて、疑いたくなんかなくて、無い頭で沢山考えた。 柚杞じゃないかもしれないって、違う人かもしれないって。 だけど、 『柚…杞、』 “あの電話”で聞いた、楓さんの声が聞こえる。 他の誰でもない、柚杞を呼ぶ楓さんの声がする。 やっぱり、柚杞なの…? 柚杞を呼ぶ楓さんの声に、私は思わず公園に目を向けていた。