アタシを乗せたヒロの自転車は紅く染まった薄オレンジ色の契れ雲の空に吸い込まれるように…風をきって走り出した。 このまま…世界の果てまで行けたらいいのに…そう思った。 ヒロも…同じように思ってたらいいのに…