「芹澤お前…瀬崎と知り合いなんか」 「あ…まあ…知り合いと言えば…知り合い……なんかな…アハハハハ…」 「それじゃ芹澤頼んだぞ」 「頼んだで」 とまたウインクしてくる。 「それじゃ…テキスト出せ…今日はと…………」 授業が始まっても…コタローはノートも出さずに…ずっとアタシを見ていた。