あかねとマルコは病室を出ながらも…まだ花奈のそばにいてあげたいと…目で…そう言ってるようだった。 ーーガチャ… 「あかねちゃん達…ごめんね…遅くなっちゃったわね。お家は大丈夫」 「家には花奈ん家で試験勉強するから遅くなるって電話しましたから大丈夫です。」 「じゃ…送っていくから…ね…お父さん…あかねちゃん達を送ってあげて。」 「じゃ…行こうか…」 「すみません…じゃ…お願いします。」