小学四年の時、突然さっちゃんは病気で入院しちゃったんだ。


おばあこはすごく心配してたよ。


毎日毎日、祈ってた。

さっちゃんの病気が早く良くなるように。

毎日毎日…


おばあこはなれるものなら身代わりになりたいって言った。


さっちゃんはおばあこにそんなことをさせたくなかったから、必死に病気と闘ったよ。

それからさっちゃんはどんどん良くなって、退院することができたんだね。