二葉

「だったら」

と、文香は条件をつけてきた

「一花ちゃんかえして」

「「え？」」

こえが重なり

顔を見合わせた

「一花ちゃんは私のものだよ？」

「独り占めなんてずるい」

文香・・・・本当にそんなこと思ってたんだ・・・・・・・

「文香・・・・「なんで！」」

私の言おうとしてたことに、口をはさんできた


「私は一花ちゃんを守ろうとしてただけなのに」


「お前、あれって、一花苦しめようとしてたんじゃ？」

「違う、違うよ！」



私の知らないところで何があったの？