あの女にあの仲間… 似た者同士か… 悲しげな表情を浮かべる絢香に美鈴が声をかけた 『なんか美味しい物でも食べに行きますか?給料入ったんで!』 美鈴の偽りのない笑顔に絢香の表情も少し緩んだ 『よ〜し!じゃあ焼肉だな。他のメンバーも呼ぼうぜ』 『ちょ総長!それは勘弁ですよ〜!』 『ハハハ!冗談だって』 絢香に普段の明るさが戻り、そのまま夜の街へと消えて行った… ………